生まれてきた意味と、人生の目的を見出すため、自己に問い続け描いた５０年間のシリーズ作品を展示します

真理の裏面・黙示シリーズ（１９７５年〜１９８２年）

　「真理の裏面」B全パネル5枚連作　１９７３年作　（２１歳）

１９７０年、地元の高校を卒業間近に退学、１８歳で上京し当時流行りのフーテン生活が大都会　東京で始まった。
漫画家志望の同志との共同生活をしながら国立近代美術館で観た作品に刺激を受け独学で画家を目指す決意を固めた。

人生は「末は博士か大臣か」を目標とするのが当たり前と思われていた時代。コースから外れた私には「はたしてそうなのか？」
金銀財宝、地位や名誉を持つ者と云えども身ぐるみを剥がし、外見すら削ぎ落した人の姿は皆「ガイコツ」、同じではないか！
支配権を得た者たちの企みに翻弄され苦しむのは幼い子供たち。これが人生の目標で有る筈がない！



「真理への黙示」油彩画　Ｆ５０号　１９８０年作　（２８歳）

宗教には無関心でしたがイエス・仏陀の世界に答えを求め、旧約聖書・新約聖書・仏典等を模索するも求める世界は見出せない。



時空シリーズ（１９８２年〜１９９１年）

「時空　音・色の調和」油彩画　Ｆ１５号　１９８６年作　（３４歳）

聖書や仏典の世界から離れ、視覚の範囲、聴覚を含むこの世の仕組み、周波数による時と空間への追及を始めるが
ますます混迷が深まり絶筆のスランプ状態に落ち込み筆を折る三年間となってしまいました



奄美百景・イヤシノチ　シリーズ（１９９１年〜２００４年）

「イヤシノチ　波の呼吸」アクリル画　Ｆ１０号　２００３年作　（５１歳）

描けない三年間は心の学びを続け想いは描くモチーフを求めていました。
ある切っ掛けを境に、足元を見つめ画法を水彩画・アクリル画に変え、生まれ故郷である奄美の美しい自然と向き合い始めました。
次元を超え求めていた世界は身近で足元に有るのではないか！そのことに気付き探索追及が再燃し始めました。


色即是空シリーズ（２００４年〜現在）

「色即是空　カンツメ物語」アクリル画　Ｆ３０号　２０１０年作　（５８歳）

島唄「カンツメ節」は、薩摩藩に支配された厳しい社会情勢の中で起きた悲しい恋物語として唄い継がれてきました。
しかし、残虐で哀れな女性「カンツメさん」の悲恋物語としてではなく崇高な愛に生き、現代の世にも通じる、
愛することの尊さを体感できた女性として新たな視点で、自ら創作した「カンツメ物語」をテーマに制作しています
自然を生かし生き物達を優しく包み込む、癒しの島：奄美の光（愛）を感じて頂ければ幸いです

この世は「他のためにある：愛」の摂理によって成り立っています。世界を騒がすコロナ禍により如何に苦しめられようとも
創られた偽りの世から、真理の愛に満たされた真実の世界へ・・・探し求めたこの世の本質に気付くことで光の新世界へと羽ばたきましょう。
光輝く未来への希望を乗せ「イヤシノチ：奄美」の新作展示会へのご来場をお待ち申し上げます。

岬　眞晃

多くの方々のご来場をいただき盛況の内に終了致しました。
創作はまだまだ続きます。今後ともよろしくお願いいたします。

多くの皆様方のご来場を戴きありがとうございました。
終了致しました。

終了致しました。多くのご来場ありがとうございました。

色即是空　『ヨイスラの浜』　　アクリル画　Ｐ１０

島唄「カンツメ節」は、薩摩藩による支配時代、厳しい社会情勢の中で起きた悲しい恋物語として唄い継がれてきました。
色即是空「カンツメ節考」シリーズ作品を描く目的で、一年半前から島唄・蛇味線を習い始め、絵画作品としての
構想を練って参りました。　３０年前に数点描いた事もありましたが、画想に行き詰まりその時は断念致しました。
残虐で哀れなままの悲恋物語としてではなく、
崇高な愛を完結させる為にカンツメさんは旅立ったのではないか・・・との想いから、
大切な人との愛に満たされた一人の女性として暖かく見つめ始めた瞬間、
突然のように絵筆が進みだし、次々と作品が生まれてきました。
「カンツメ像」を愛の精として描いた絵画作品展です。ご高覧頂ければ幸いです。

終了致しました。ご来場ありがとうございました。

終了致しました。ご来場頂き有り難うございました。

タンギー工房　常設展示

新作の水彩画・油彩画などを常時展示しております。
お気軽にお立ち寄り下さい。お待ち申し上げます。

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